XIAOLONGBAO(小龍包)

中国で日本語を教えていたニートもどきアラサー女です。

福岡柳川・さげもん祭り

福岡の下の方、昔の城下町柳川市に行った。目的は"さげもん"というおひな様を見るため。

さげもんは、女の子のために着物の残り布で縁起の良い飾りを吊るしお祝いしたのが始まりとされている。調べてみると他の地域にもこのような風習はあるそう。

↓こちらのサイトに飾りの種類・意味が書いてあるので興味のある方はどうぞ。

柳川市さげもん風習由来・雛のつるし飾り・傘福

電車だと西鉄天神駅(:私鉄の福岡市内の中心駅)→柳川駅まで約50分と近くはないが、GoodDesign賞を受賞したおしゃれな駅舎はぜひ見てほしい。

www.g-mark.org

 

巨大なさげもん。駐車場の中にある。

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柳川最大のおひな様

期間中は通りの店がそれぞれさげもんを飾っているので、店に入り見せてもらう。

写真は許可を頂いてから撮った。

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全部手づくり

 

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手をふれてはいけません

 

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ケース入りのさげもんもある

 

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布で作ったお弁当、おいしそう

 

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一般的なおひな様もある

 

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表情もかわいい

 

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一通りさげもんを見た後は、柳川で有名な鰻を食べに行った。

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川沿いの通り

 

 有名な鰻屋さんの一つである「本吉屋」。タイミングよく席が空いていた。

私達が入った後は列ができていたので、お昼時をずらして行くのがおすすめ。

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有名な本吉屋


鰻のせいろ蒸し。¥3,700でせいろ蒸しと吸い物、漬物が付く。

お米が多すぎずちょうどいい量だった。鰻は脂が少なく、甘くないタレなのであっさり食べられる。

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鰻のせいろ蒸し

tabelog.com

 

 

せいろ蒸しを食べた後は、柳川のアトラクション「川下り」をすることになった。

40分で¥1,000と安い。

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冬の船はこたつ付き

 

のんびりと下っていく。違う角度から見る町はおもしろかった。

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初めての川下り

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船頭さんが色んな話をしてくれる

 

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 ↓さげもんを中心とした観光情報がたくさん載っているので、興味がある方は見てみてください。

www.yanagawa-net.com

日本語教師必読な3冊の"神本"を読んで、ざっくり感想

日本語教育能力検定試験を勉強すると、必ず登場する本が3冊ある。

講座の先生にも読むよう勧められたので全部読んでみた。

菊と刀 

第二次大戦中の米国戦時情報局による日本研究をもとに執筆され、後の日本人論の源流となった不朽の書。日本人の行動や文化の分析からその背後にある独特な思考や気質を解明、日本人特有の複雑な性格と特徴を鮮やかに浮き彫りにする。“菊の優美と刀の殺伐”に象徴される日本文化の型を探り当て、その本質を批判的かつ深く洞察した、第一級の日本人論。(講談社学術文庫)-Amazon 

感想

著者は日本に来たことがなかった。それで日本人について詳細に分析されていてすごいと思った。

今まで知らなかったけど国内外でとても有名な本なので、日本語学習者は知ってる人が多い。

硬い日本語で書かれている(訳が古いから?)ので読みづらい。

菊と刀 (講談社学術文庫)

菊と刀 (講談社学術文庫)

 

 

甘えの構造

1971年の刊行以来名著の名をほしいままにしてきた本書は、三十数年後の 今日も読み継がれている古典です。本書で著者は「甘えるな」というありきたりの処世訓を説いたのではな く、日本社会において人々の心性の基本にある「甘え」「甘えさせる」人間関係 が潤滑油となって集団としてのまとまりが保たれ、発展が支えられてきたこと を分析して見せたのです。 しかしその後日本の社会と文化は大きく変質し、油断ならない、ぎすぎすし た関係を当然とする社会風土が形成されてきました。それはすなわち、良き「甘 え」が消失し、一方的な「甘やかし」や独りよがりの「甘ったれ」が目立つ世の 中になったことも意味するのです。-Amazon

感想

甘えは日本独特の文化、らしい。知らなかった。

子ー親だけでなく、客ー従業員の「このくらいサービスして当然」という一種の傲慢さも、”甘え”があるからこそ成立する関係なのかもしれない。ジェンダー論にも通じるような気がする。

「甘え」の構造 (1971年)

「甘え」の構造 (1971年)

 

  

タテ社会の人間関係

1967年刊行、日本論の新しい古典! 「ウチの者」と「ヨソ者」、派閥メカニズム、日本型リーダーの条件…… ビジネスパーソン必読、これを読まずに組織は語れない。 なぜ日本人は上下の順番のつながりを気にするのか? なぜ日本人は資格(職業など)よりも場(会社など)の共有を重視するのか?―― 日本の社会構造を鋭く析出したベストセラー! -Amazon

感想

3冊の中で一番読みやすかった。今から読む人は、この本から読むのがおすすめ。

日本と海外(主に欧米)を比較して書かれている。

海外の日本人コミュニティの箇所は経験があったので、それが文書化されていてとてもおもしろかった。

タテ社会の人間関係 (講談社現代新書)

タテ社会の人間関係 (講談社現代新書)

 

 3冊ともお硬い本で取っつきにくいが、読むと「日本人とは何か」を考える手助けをしてくれる。

そして学生たちにドヤ顔で本の紹介ができる。

どの本にも言えることだが読んで損はない。

【大連之旅】動物園→西安料理→空港の3日目

大連の旅2日目。

先日の記事はこちら。

 

今日は煙台に帰る日。行きはフェリーを利用したが、帰りは飛行機。

遅めの朝ごはんは上海料理の店で食べた。小籠包は昨日の店の方がおいしかった。

 

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蟹味噌入り

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スープがない、皮が厚い

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色々な前菜

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ワンタン

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上海の焦がしネギ麺

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塩漬けされた鶏肉

 

大連動物園

公園と動物園が同じエリアにある。

広過ぎ&サインが適当な方向へ向いており入り口に入るまで30分ほどかかった。

(後で私たちは裏から入ったことが分かった)

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広すぎる動物園の入り口

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白クマ

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金丝猿

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クマ

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ラクダ、アラブのラクダと違う種類

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ラマ

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たくさんいる

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パンダは寝ていなかった

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西安の昼ごはん

西安には独自の料理がある。あまり食べる機会はないが私が好きなのは中国式ハンバーガーこと肉夹馍(rou4jia1mo2)。

肉夹馍はパイ生地のようなパンに肉を挟んで完成。外れがないおいしさ。

ムスリムが多いため、肉は羊肉であることが多い。

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小さい店

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涼粉

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肉夹馍

 

空港とまとめ

時間が迫ってきたので空港に向かう。

おなじみの東方航空のフライトで帰る。

冬は寒いがシーズンオフなので、人が少なく観光しやすい。

そして大連にはラベンダー畑があるらしい。今度は初夏に行きたい。

 

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大連水子空港

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広い

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夕暮れ