【烟台之旅】その1-到着から火鍋まで-
中国联合航空(China United Airlines)が今年から烟台ー福岡直行便が就航したのにかこつけ、4日間の旅行に行ってきた。旅行というよりは戻った感覚の方が大きかった。
機内の中
行きは1人で一列使えるくらいガラガラだったが、帰りはほぼ満席状態だった。それでも狭いと感じることはなかった。クルー含め、乗客は私以外全員中国人だった。(推測)
2時間弱のフライトでも食事が出た。出ないと思っていたので驚いた。枣とメロン(左上)、牛肉ごはん一口を食べた。食べられなくはないが、おいしいと感じたのは枣だけだった。
前回は青岛空港を利用したので経路が違い、面白い。そろそろ烟台に到着する頃。
空港に到着。ハンドキャリーだけだったので、出口へ一番早く出ることができた。元中国人が迎えに来てくれ、そのまま私の好きな小龙虾(小さなアメリカザリガニ)を食べに行った。
中国のワインブランド「张裕」
この日はエジプト旅行で知り合った中国人の友人と会うことになっていた。朝ごはんはこのトマトと卵の麺。おいしい。朝からしっかり麺を食べると、中国に来たという感じがする。
友人と海辺にある、张裕葡萄酒博物馆に行った。张裕は国内のワインメーカー。世界各国に輸出しているらしいが、知名度は...である。去年の烟台滞在中には行かなかったので良い機会だった。
これは桃?桜ではないきれいな花が咲いていた。
館内。全面写真OK。
5元を入れるとワインが飲めるマシン。自分たちが買った入館チケットに試飲が含まれていたので飲まなかった。
貯蔵庫のような場所。ワインは入っていないらしく、展示用。
最後に試飲。なぜか大会議室で試飲させてくれた。赤・白のワインをそれぞれ10mlくらい。おかわりしたければできるのだと思うが、個人的にそんなにおいしいと思わなかったのでしなかった。
澳门味で点心ランチ
张裕博物馆を出て、徒歩でショッピングモールへ向かう。天気がよく、海の色もきれいだった。
澳门味道というレストランに行った。澳门(ao4men2)はマカオの意味。新しく出来た店らしく、13時すぎに入店したが家族連れなどでまだ賑わっていた。
これはチャーシュー入りメロンパン。
左はチキンの脚、右はエビシューマイ。
ワンタン。小ぶりのワンタンでおいしかった。
肠粉(chang2fen3)という具を米粉で包んだ点心。これは豚肉が入っていた。
友人は広東省にしばらく住んでいるので、本場の広東菜をよく食べるのだがこの店の料理は「可もなく不可もなし」なのだそう。私もだいぶ前に香港で点心を食べたが、こんな変に甘い味付けだったっけ...?と今回食べて感じた。山東省で別の広東菜店に行った時も微妙な味だった。山東省は塩辛い味付けだから広東菜のようなあっさりして甘めの味付けは苦手なのだろうか。「山東省で広東人が広東菜店を開けば儲かるだろう」と友人が言っていた。
中国と言えば火锅
カフェでコーヒーを飲み、しばらくのんびりした後は火锅を食べに行った。四川の火锅なので辛い。辛いものが苦手な私は白いスープの方ばかり使って食べていた。友人は赤いスープの方ばかり使って食べていた。
これは脑花といい、豚の脳みそ。これも火锅に入れる。友人が面白がり注文したが、友人も私も好きではないのでほぼ手付かずだった。白子に似た食感だった。
頼みすぎて食べきれなかった。その2に続く。